ビットコイン、ついに966万円で最高値更新!年間の増減率は263%!
今年に入り日経平均株価が史上最高値を更新しにぎわいを見せている日本金融市場ですが、同様に暗号資産(仮想通貨)でお馴染みのビットコインも盛り上がりを見せています。
今月に入り価格が急騰していたビットコイン(BTC/JPY)は、先月の2月28日に966万円まで値上がりし最高値を更新しました。
1年前の3月初旬は300万円前後だった価格から比較すると大きな上昇となっています。
2021年10月に765万円で最高値更新とお伝えしましたが、今年に入り価格は急上昇しついに900万円台に到達しました。
最近のビットコインの価格上昇、理由として下記のことが考えられます。
- 2024年の4~5月のどこかで訪れると言われる「半減期」の影響
- 米国の利下げ観測や、米証券取引委員会(SEC)が、業界の念願だったビットコイン現物型ETFを近く承認する見通し報道
- 為替「円安ドル高」の影響で、円ベース換算の価格が上がっている(ドルベースのビットコインはまだ史上最高値を更新していない)
「半減期」とはビットコインだけに起きるイベントで、ビットコインが新規発行されるペースが4年に1度、ある瞬間から半減するルールのことです。
新規発行されるペースが半減することで、需要が供給を上回ることが想定されその後にバブル的な大相場が訪れやすいと考えられています。
このような様々な好材料が重なることがビットコイン価格の上昇と考えられます。
円ベースのビットコインが史上最高値を更新、その背景とは?
主に国内で売買されている円ベースのビットコインが史上最高値を更新し、900万円を超えてきました。
ビットコイン(BTC/JPY)の価格、ここ1年間の最安値と最高値を比較すると下記のようになっています。
2023年3月10日 | 2024年2月28日 | 増減率 |
---|---|---|
2,660,444円 | 9,660,000円 | 263.1% |
ドルベースのビットコイン(BTC/USD)チャートも併せて掲載しておきます。
先日、ビットコイン関連で衝撃のニュースが走りました。
エイベックスの松浦勝人会長が、保有するビットコインの現状をSNSのXに投稿し、Xユーザーからは驚く声が上がりました。
松浦氏の投稿では、毎月一定額の積み立てビットコイン投資による100か月間に及ぶ投資結果が明かされました。ビットコインの円での評価額は「9億3695万」とあり、衝撃の価格が公表されました。
松浦勝人会長、自身が保有する「ビットコイン」に衝撃!日本円でなんと…「ヤバすぎ」「日本人でコレは…」
まだわかんないけどさぁ、どんな時も、こまめに毎月一定額を積み立ててきた甲斐があったと思いたい、、と思わせてれ!
毎月1BTC 100か月の結晶です! pic.twitter.com/HMEeV6dwnt— 松浦勝人 (@maxmatsuuratwit) February 29, 2024
「あげれば下がる、下がれば上がる。根性と忍耐。それが投資」とコメントした松浦氏、100か月間(約8年)の長期投資による「継続は力なり」を実証する結果となりました。
暗号通貨の代表格、そして高値更新と何かと話題のビットコイン。今後も注目していきたいですね。