フジ・コーポレーション、2022年10月期1Q決算 純利益は16.9%増の17.53億円で増益
カー用品店でお馴染みのフジ・コーポレーション、2022年10月期第1四半期の業績（2021年11月-2022年1月）が発表され売上高は前年同期比6.5%増の145.22億円、純利益は16.9%増の17.53億円で増収増益となりました。
また2022年10月期の業績予想（2021年11月1日～2022年10月31日）に関しては、現時点で純利益30億円（前期は28.64億円）を見込んでいると発表がありました。
今回の増収増益、理由として下記のことがあげられます。
- 全国的な多雪によるスタッドレスタイヤの需要増加に対し、受注から出荷までの効率化を目的とした一連のシステム改修で、冬季繁忙期が好調な業績となる
品種別でタイヤ・ホイール商品の売上高は、前年同期比5.6％増の126.73億円となりました。
なお、発表されたフジ・コーポレーションのIR情報の詳細は下記になっています。
| 2021年10月期 第1四半期 |
2022年10月期 第1四半期 |
増減率 | |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 13,635 | 14,522 | 6.5% |
| 営業利益 | 2,110 | 2,495 | 18.2% |
| 経常利益 | 2,187 | 2,567 | 17.4% |
| 純利益 | 1,500 | 1,753 | 16.9% |
フジコーポ、11-1月期(1Q)経常は17％増益で着地
22年10月期第1四半期(21年11月-22年1月)の経常利益(非連結)は前年同期比17.4％増の25.6億円に伸び、11-4月期(上期)計画の31.5億円に対する進捗率は81.4％に達し、5年平均の73.8％も上回った。
フジ・コーポレーション株価の動き
フジ・コーポレーションの株価、現時点の年初来安値は2021年1月の1,035円、年初来高値は2021年4月の1,438円となっています。
株価の終値を基準とし、過去一年間の最安値と最新の終値を比較すると下記のようになっています。
| 2022年1月27日終値 | 2022年3月7日終値 | 増減率 |
|---|---|---|
| 1,101円 | 1,117円 | 1.5% |
フジ・コーポレーションの株主優待は三菱UFJニコスギフトカード
現時点（2022年3月）のフジ・コーポレーション株主優待は、三菱UFJニコスギフトカードになっています。
| 200株以上 | 5,000円分 （1,000円券5枚） |
|---|---|
| 2,000株以上 | 10,000円分 （1,000円券10枚） |
| 10,000株以上 | 20,000円分 （1,000円券20枚） |
注）1年以上継続して保有（前年の4月30日現在及び10月31日現在の株主名簿に同一株主番号で3回連続して記載されていること）した株主に対して贈呈。
2021年、フジ・コーポレーションは50周年を迎えました。
今回発表された1Q決算では増収増益となり、2022年10月本決算の純利益は30億円（前期比4.7%増）を見込んでいるフジ・コーポレーション、今後の展開も注目していきたいですね。